第二回 贺钢先的复苏(2-2)
れば良かったんだ」    政府が発行した、関所を通るための公文书で、しっかりと印监も押されている。雷先もそれをのぞき込み、びっくりして言った。    「なんだ、本当に役人だったのか。危うく怪我をさせるところだったぞ!」    李秀が、むっとして言い返す。    「ふん、いきなり殴りかかってきたくせに。ああ、暑くなっちゃった」    李秀は帽子を脱いで汗をふいた。そのとき、强く风が吹き、髪が解けて流れた。    「あれ?お前、お、nVの子か?」    「しまった」    李秀は慌てて帽子をかぶろうとしたが、あきらめて开き直った。    「そうよ。わけがあって、男装してたの。ねえ、勘违いのお诧びに、张天师さまのところに案内しなさいよ」    雷先は、おたおたしながら颔いた。    「ああ、案内しよう。俺は、上清g0ngの道士なんだ。待ってくれ、荷台を片付ける」    二人は马车で道を行き、やがて大本堂の道観、上清g0ngに到着した。